快楽傀儡 ～桃川雛子～

■あらすじ
進学校に通う主人公：小坂匡平（おざか きょうへい）。
今年、受験を控えているのだが美人揃いのクラスメイトたちに色気づいてしまい学業に身が入らないでいた。

ある日、クラスの女子を眺めていたところを女子たちに非難され、
憤りと性欲で悶々としながら帰路についていると不意に足をとられる。
原因と思しき場所へ視線を向けるとそこには不気味な人形が転がっていた。
初めは恐れおののいていた匡平だったが意を決して触れてみると見た目に反して柔らかさのある人形……
もしやと思い足を開いて股間を調べると穴が開いていた。

「ラッキー！穴が開いてるじゃないか！ってことはこれ……ダッチワイフとして使えるってことだよな？」

先ほどまでクラスメイトで性的な想像をしていた匡平は人形を持ち帰ってみることに――。
持ち帰った人形をさらに観察していると背中に小さな蓋があるのを発見する。
開けてみると取扱説明書が入っていた。

【人形の機能説明について】
1．背中の蓋の内部に人物の写真を入れると、当人に変身します。
2．変身した人形は、セックスに対する経験から日常の癖までそっくりになります。
3．この人形は、最後に性交した人物の所有物となります。
4．変身した人形(人間)と性交を重ねると、当人との同化が進み、
　 性的感覚、能力は当人にフィードバックされます。
5．フィードバックが進行していくと、
　 好意・敵意に関係なく体は人形の所有者を求めるというおかしな現象も発生します。
6．当人になり変わっても性交した人に従順なままです。
7．本物と対面させてしまった場合、一瞬にして元の人形に戻り、
　 写真は消滅し、二度と同じ人物には変身できません。

【性交における注意】
1．人間同様に快感を得るので、まずは処女解禁の痛みから始まり、
　 絶頂まで感じるようになるかは所有者のテクニック次第です。
2．本モノ同様に妊娠します。
3．性的機能は本モノと同じか育て方で本物以上に過激に成長します、
　 愛液、放尿、想像妊娠での母乳、潮吹きまで可能です。

あまりに信じがたい内容に半信半疑な匡平だったがこれがもし本当なら……
と翌日写真を調達することを決意する。

翌日、怪しい素振りを疑われながらもなんとか隠し撮りに成功し逃げ帰った匡平は早速、
人形に写真を入れてみた――が変化がない。
落胆しつつ少し部屋をでて戻ってみるとそこには写真のクラスメイトが！
本人が現れたと慌てふためく匡平だったがよくよく見ると目の前のクラスメイトが制服を着ていない。
というか、下半身はなにもつけていない状態だった。
そして部屋の中に先程まであった人形がないことに気づく。
目の前のクラスメイトが人形であることを知った匡平は思わずその場で歓声を上げたくなったが、
少し彼女の内面を探ってみることにするのだった――。

■登場人物
●桃川雛子　（CV：結城ほのか）
主人公、小坂匡平（おざか・きょうへい）の同級生。
元気でやんちゃな女の子。
表では主人公に対してはそれ程きつくあたらないが、それは建前で裏ではけっこう悪口を言う裏表のある子。
処女である。
人当たりが良いので主人公とも口をきいていたが、心の中では馬鹿にしていた。
化身となった人形との性行為を続ける事で、気持ちとは反対に主人公の方に心身ともに傾きだす……

●Doll
あるゴミの日、主人公が毎日通る通学路に落ちていた。
本体に人物の写真を入れると、当人に化ける。
時間経過とともに本人に同化が始まる。
ゆえに、時間が立てば立つほど限りなく本人になりきるため、
SEX、他の行為は本人の体にも経験値として刻み込まれていく。