ダンジョン踏破型のローグライクゲーム

マップの進行方向を決めてイベントをこなし最深部を突破するのが目的なのですがこのゲームは進行イベントのほとんどに運が関わります
エロトラップの回避や戦闘での攻撃命中回避は勿論道中でモンスターに敗北して凌辱を受けた後に再起出来るか等もステータスによる確率変動はあれどランダムです

しかし全てが運ゲーという訳ではなく道中で入手出来るソウルによってランダム要素をコントロール出来る。そしてこのコントロールというのは「悪い方向にも」向かわせる事が出来るのが大きなポイント

このゲームは前述した通り運要素が多くクリアという面で言うと難易度が結構高めに感じました。しかしこのゲームの最終目的はクリアを目指す事ではないのではとも思いました

その理由となるのが今作特有のプレイログが漫画のような形式で保存されるシステム
1プレイのログは回想のように保存されいつでも見返す事が可能
つまりこのゲームは自身の性癖と好きなシチュエーションに合致したプレイログを完成させるのが最終目的の1つになるのです

「スライムを穴という穴に宿し決死の決意で最深部まで歩みを進める」とか
「絶頂を禁止させられ1度も解除されぬまま苗床として果てる」とか
「向かう所敵なしと言わんばかりの快進撃を続けるも一度の奇襲やトラップからあっさりと再起不能になる」
とか自分の理想を詰め込んだ自分だけの物語を是非目指してみてはどうでしょうか?

抜きゲーとしてはパターンが無限大に思える程あるので時間がひたすら溶けていきます。
絶頂禁止状態でひたすら罠にかかるもよし。
触手を1匹産む間に印紋で2匹増えるもよし。
無限大の可能性がこのダンジョンには詰まっています。

が、それを繰り返す上でバトル設計が辛い。

前提としてダンジョンの移動回数、および階数がそこまで無いので、運要素が比較的強い。
特に
・ビルド構築を行えるマスが、運で潰れる
・2回拘束されただけで体力が心もとなくなる
・再抽選で同じアイテムが出やすい
事が難点で、「絶頂禁止で性感を高めて装備補正を盛るビルド組みたいな」と思っても、絶頂禁止の印紋を引く事がそもそも難しい。
その上で該当装備の抽選率も高く無いので、1層の装備とサキュバスの遭遇次第でビルドは大きく変わってしまう状況が多々あります。
逆にエロを抜きで攻略するなら、1層で腕力か敏捷が盛れれば比較的攻略しやすいです。

最大階層が固定故に「長く奏で遊ぶ」事が難しかったり、快楽堕ちさせてクリアを目指す場合に「スタミナが残らないからそもそも勝ち辛い、負けたら最初から」になる事が多く、完璧と言えるエロ要素を十全に楽しめない状況に遭遇しやすいです。

・1度クリアしたら階層無限モード開放、代わりプレイログの保存ができない(プレイログのデータが凄い事になるので)
・クリアする度に初期状態の緩和が出来る要素を選択でアンロック(スタミナが脱出に関わらない、サキュバスとの初期遭遇率UP/Downなど)
みたいな要素が存在したら、よりエロを目的にゲームを楽しめたのかなと思います。

エロ漫画の様なローグライト?ドユコト?と思いながら始めましたが納得しました。

ゲームは気軽にマウスで選択肢を選んで進めていく流れで、イベントが漫画のコマの様に展開されるので漫画を読むようスラスラ入ってきて自分のペースに合わせて進行でき、頭にも入りやすいのでかなりサクサク進められる。
ローグライトの為何度潜っても楽しく、ステータスの管理や、アイテムの選択、ソウルの温存管理も楽しい。
感覚的にはゲームブックの様な感じで進めるのがワクワクします。

実用面がかなり高く、キャラクターがボイス付きで可愛らしく、シチュエーションも多々あり、大まかなエロシーンは解放されているシーン回想からも閲覧可能の為初めから抜ける。
シチュはエロトラップダンジョン系の要素が多く、モンスター姦・催眠・レズ辺りがメイン。

個人的にビビッときた要素は、探索のログが保存されて体験した探索をエロ漫画の様に振り返る事が出来る点で、何度も潜って自分のプレイングで理想のエロ漫画をディレクションしているような感覚が癖になりました。

ステータスの取捨選択やローグライトのゲームとしての楽しさ、実用面共に良くできた作品でした。

「あの伝説的ローグライク」カナデロオグを世に送り出したtozica氏による新作。

操作は非常にシンプルなADV方式で、操作は片手のマウスのみで完結する(これめっちゃ重要!)プレイヤーはかなでちゃんの進むルートや行動を選択しながら、ステータスを強化し、罠を回避し、時に戦闘を行いながら迷宮を進む。選択は確率が影響するものの、「ソウル」というリソースを払うことで有利な選択を確定できる。ソウルをいつ使うのか?を考えながら、かなでちゃんを迷宮の外に誘導するのが使命だ。

しかし、
諸君らであれば当然理解しているだろうが、
これはえっちなゲームである。

我々の選択次第で、かなでちゃんはミミックに全身を凌辱され、媚薬を飲まされ、スライムを産み付けられ、時に自慰行為をさせられてしまう。回避するためにはソウルを使えばいいのだが、「ソウルを使わない」こともできるのである。
そう、我々は「自らの手でかなでちゃんをかわいそうでえっちな目に合わせることが可能」なのだ。
我々はそれを歯を食いしばりながら眺めるしかなく、ついでにマウスを持っていない手をあれやこれやする他ないのだ。

そしてここからが重要である。
このゲームはすべての展開が「マンガ形式」で進む。
場面がコマのようになっており、その連続でシナリオが進行する。つまり、過去の自分の選択によって生み出された、その回限りの「かなでちゃんがえっちな目にあうエロマンガ」が生み出されるのである。これが革命的な要素だ。シスターに執拗に淫紋を刻まれる展開も、歩くたびに穴から触手を産む展開も、全てが記録されるのである。これがそのままプレイログとして残り、「後からそれを見返す」ことができるのだ。

2024年の末についに産み落とされた巨星は、我々変態紳士に無限の可能性を提供してくれている。100通りの冒険、100通りのエロマンガをかなでちゃんと共に生み出そう。それが、神の思し召しである。

アセンション1クリア・グッドエンド到達しました

非常にえっちで、ゲームとしても面白い良作だと感じました

ダンジョン内で得られるレリックやポーションには様々な効果があり、
物によっては進め方に差が出てきておもしろいです
また、ソウルを消費することで運要素を無視することが出来るため、
受けたくない罠を避けたり、戦闘を有利に進めたりするのにしっかりリソース管理する必要があって意外と考えさせられます

えっち要素も充実しており、タコイカさんのえっちなイラストに加え、
淫紋や寄生、発情といったデバフもあり、シチュエーションや数字で興奮できる私にとっては大満足な内容でした

基本的にえっちなことをされれば不利になる仕様ですが、拾うレリックによってはえっちなほど有利になるものも多く、えっちなままゲームをクリアしたい欲も満たせました

私の場合は「性奴隷の腕輪」「ホワイトジュエル」を優先的に狙い、5階層最終マスへ到達するまでに精液を詰め込めるだけ詰め込んでソウルを4,000ほど保持した状態で最終戦に挑み、すべての攻撃を避け、すべての攻撃を当てるというゴリ押しでクリアしました
勝利後も500ほどソウルが余っていたので、3,500くらいソウルがあればゴリ押し出来るんじゃないかなと思います
「触手苗床の淫紋」と「何かのタマゴ」も併用できればもっとソウルが少なくてもいいかもしれません

といった具合で、色々な遊び方が出来て飽きにくい作りになっていましたが、個人的には1週の長さが少し物足りないと感じました
周回要素や、階層を巻き戻される選択肢・イベントがあればえっちな状態でもっとたくさんダンジョン内を練り歩けてうれしいです


否定的なことも少しばかり書いてしまいましたが、総合的に見れば非常に満足度の高い作品でした

難易度ノーマルにて通常クリアに2-3時間、グッドエンドに+1時間ほどかかりました。20走ぐらいかかっちゃいました。内容の密度が濃く、サクッと遊べちゃいます。
主人公の奏ちゃんが可愛いかわいそうな目に遭う。とにかくえっちだった...サキュバスシスターとうねうねしたモンスターたちにとにかく嬲られ可愛がられてて、もうなすすべがなくなります。エロトラップダンジョンのように楽しめました。主人公の新しい弱体化フォームのドレスのデザインと透け表現がすごくよかったです。グロ描写もなく見やすかった。